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320 :1:2009/05/17(日) 09:28:45.63 ID:XniUpB330
【数日後・物語中盤】

女勇者「ふぅ……ふぅ……疲れたぁ…」

戦士「大丈夫か?もうすぐ次の町だ」

女勇者「大丈夫。でもここ、痛いよぉ…」さすさす

僧侶「勇者さま、ごめんなさい。MPがあったら回復するんですけど…」

女勇者「ううん、だいじょうぶ。へいきだよ」

僧侶「町に着いたら、すぐに手当てしましょうね」

女勇者「うん…」さすさす

トテトテ

トテトテ





322 :1:2009/05/17(日) 09:32:29.25 ID:XniUpB330
【新しい町】

女勇者「着いた…すっかり夜になっちゃったね…」

僧侶「戦士さん、勇者様をよろしくおねがいします。わたし、薬草買ってきますね!」

戦士「うむ。よろしく頼む。勇者殿、先に宿に戻っていようか」

女勇者「……」

戦士「勇者殿?」

女勇者「痛い……戦士くん、だっこ…」

戦士「…わかった。ほら、行こう」

女勇者「…ん」

すたすた

すたすた

323 :1:2009/05/17(日) 09:35:53.60 ID:XniUpB330
すたすた

すたすた

魔法使い「戦士さんも怪我をなさってるのに…大丈夫ですか?」

戦士「俺は平気だ」

魔法使い「もし疲れたり痛み出したら代わりますよ」

戦士「いや…もう、勇者殿も寝てしまっているようだしな」

魔法使い「…本当」

女勇者「すぅ……すぅ……」

魔法使い「かわいそうに…早く手当てしてさしあげないと…」

戦士「…まずは宿で休ませよう。僧侶が帰ってくれば回復もできる」

すたすた

すたすた

327 :1:2009/05/17(日) 09:45:13.70 ID:XniUpB330
【宿屋】

主人「いらっしゃいませ。3名様でしょうか?」

魔法使い「いえ、4人です。空いていますか?」

主人「大丈夫ですよ。…!そちらのお子さんの怪我は…?」

戦士「うむ…魔物に噛み付かれてしまってな」

主人「ひどい怪我だ…どうぞ、こちらの薬草をお使いになってください」

戦士「おお、ありがたい」

主人「お部屋は2階になります。どうぞごゆっくり」

戦士「うむ。行こう、魔法使い」

魔法使い「はい…」

すたすた

すたすた

328 :1:2009/05/17(日) 09:49:28.61 ID:XniUpB330
すっ

女勇者「すぅ……すぅ……」

戦士「…血は止まったようだな」

魔法使い「はい。勇者様の傷ついたお姿は、何度見ても心苦しいですね…」

戦士「……俺達が、もっと強くならなくては」

魔法使い「…そうですね」

戦士「…魔法使い、勇者殿を頼む」

魔法使い「わかりました。また、稽古ですか?」

戦士「ああ。…今日も、俺があそこで一撃で倒せていたなら、勇者殿に怪我をさせることもなかった」

魔法使い「…それは、私達も同じことですよ」

戦士「…」

戦士「では行って来る。僧侶にもよろしく言っておいてくれ」

ガチャ

バタン!

329 :1:2009/05/17(日) 09:52:32.74 ID:XniUpB330
【町の外】

魔物が現れた。▼

戦士「俺がもっと強くならなくては…!」

ばしゅっ

ズバァッ!

戦士「強くならなくては、誰も守ることなどできん!」

ズバァッ!
ばきっ
ぐさっ

戦士「もっと強く…!」

ぐしゃっ!

魔物を倒した。
戦士のレベルがあがった!▼





戦士「もっと強くならねば…!」

330 :1:2009/05/17(日) 09:55:36.60 ID:XniUpB330
【宿屋】

ガチャ…

魔法使い「おかえりなさい。ありがとうございます」

僧侶「遅くなっちゃってすみません。お店開けてもらうのに時間かかっちゃって…」

魔法使い「いえ。勇者様も今は眠っておられますから」

僧侶「勇者さま…」

女勇者「すぅ…すぅ…」

僧侶「…」

僧侶「私のMPも回復しましたから、魔法で回復しますね」

僧侶「回復魔法(大)…」

ぱぁぁぁ

女勇者「すぅ……すぅ……」

332 :1:2009/05/17(日) 10:01:04.83 ID:XniUpB330
【翌朝】

女勇者「ままぁ……ママぁ……」

僧侶「……ふぇ…?」

女勇者「…ママ……あれ?」

僧侶「あ…勇者さま、おはようございます」

女勇者「えへへ…おはよ」

僧侶(勇者さま、毎朝起きる時にうなされてますね…)

僧侶(寂しいでしょうに…私達の前ではほとんどそんな姿を見せない)

僧侶(もっと、私達に甘えてもいいのになぁ…)

335 :1:2009/05/17(日) 10:04:30.39 ID:XniUpB330
女勇者「う~ん」ごしごし

僧侶「ふふ、まだ眠いでしょう?もう少し寝ててもいいんですよ?」

女勇者「ねむぅい…」ぐしぐし

僧侶「今日はこの町にいるみたいですからね。ゆっくり寝ましょう?」

女勇者「うん…」

僧侶「…お体は、もう大丈夫みたいですね」

女勇者「うん、だいじょぶ…」

僧侶「よかった。じゃあお休みなさい」ぽんぽん

女勇者「ん…」

僧侶「勇者様」

女勇者「ん?」

僧侶「…」ぎゅ…

女勇者「……えへへ。僧侶ちゃん、ママみたい…」

337 :1:2009/05/17(日) 10:06:56.16 ID:XniUpB330
ガチャ

戦士「ふぅ…。ん?勇者殿はまだ寝ておられるのか」

僧侶「はい。一回起きたんですけど、眠いって」

戦士「そうか。昨日は疲れただろうしな」

僧侶「はい。戦士さんは、どこ行ってたんですかぁ?」

戦士「俺か?俺は稽古だ」

僧侶「ふぇ?!き、昨日の晩からですか?」

戦士「うむ」

僧侶「ひぇぇ…す、すごいですね」

338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 10:09:52.57 ID:9CZfMSqNO
(;Д;)

343 :1:2009/05/17(日) 10:25:33.04 ID:DPKUg6p0O
僧侶「大丈夫なんですか?あまり無理しないで下さいよぅ…」

戦士「ああ。今日は一日この町に滞在するしな。大丈夫だ」

僧侶「でも…。ほら、怪我してるじゃないですか」すっ

僧侶「回復魔法(大)」

ぱぁぁぁ

戦士「…済まない」

僧侶「戦士さん、あまり自分を責めないで。勇者様が怪我をされたのは、戦士さんのせいじゃないですよ?」

戦士「うむ。…しかしまぁ、面白い情報も聞けたしな」

僧侶「面白い?」

戦士「ああ。たまには息抜きも必要だろう」

347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 10:31:12.82 ID:DPKUg6p0O
戦士「この町は夜になると、カジノが開く」

僧侶「カジノ…って、なんですか?」

戦士「大衆向けの賭場だ。なかには強力な武器などの景品もあるらしい」

僧侶「へぇ、面白そうですね。勇者様の傷も癒えたし、夜になったら行きたいなぁ」

戦士「子供のうちから賭博など覚えて欲しくはないが、たまの息抜きだ。これくらい許されるだろう」

僧侶「ふふ、そうですね」クス

406 :1:2009/05/17(日) 13:24:38.82 ID:XniUpB330
【夕方】

女勇者「うーん…できないよぅ」

魔法使い「だめですよ。詠唱は魔法の初歩の初歩なんですから」

女勇者「だってぇ…魔法使いちゃん達はえいしょー?してないよ?」

魔法使い「私達も頑張って修行しましたからね。ほら、勇者様。もう一回」

女勇者「えーっと…ブツブツブツ」

ガチャ

魔法使い「あ、戦士さんに僧侶さん。お帰りなさい。どちらへ行かれてたんですか?」

戦士「うん?ちょっと下見にな」

魔法使い「下見?」

戦士「ああ。たまには息抜きも必要だろう。勇者殿、稽古はそのへんにして、遊びに行こうか」

女勇者「え?あそび!?」

412 :1:2009/05/17(日) 13:31:55.40 ID:XniUpB330
トテトテ

女勇者「ねぇ、どこ行くの?お買い物?」

戦士「いや…勇者殿は買い物が良かったか?」

女勇者「んーん。どこでも良いの。ずっと遊びに行ってないから嬉しいなぁ」

戦士「そうか…息抜きも必要だからな」

女勇者「えへへ。戦士くん、なにして遊ぼうか?」

女勇者「ボール遊びにしようかな?それとも鬼ごっこ?」

女勇者「ままごとも良いかなぁ。家族ごっこ」ニコニコ

戦士「ままごと…は遠慮しておこう」

女勇者「えー…私がお母さんで、僧侶ちゃんは子供で」

戦士「着いたぞ。ここだ」

女勇者「ここ?うわぁ…ピカピカしてるね。おっきぃ建物…」

418 :1:2009/05/17(日) 13:44:40.84 ID:XniUpB330
【カジノ】

女勇者「うっわ!すごい!人もいっぱい!」

戦士「はじめてだろう。俺も遊ぶのははじめてだ」

女勇者「私も。見るのもはじめて!」

戦士「今までためたお金で余裕もあることだしな。ほら、これで遊んでくるといい」

女勇者「わぁ、500Gも?!すごいねぇー…あ、あれは僧侶ちゃん?」

戦士「ああ、僧侶も先に遊んでいる。勝てば強い武器ももらえるようだから、頑張ってな」

女勇者「はぁい!僧侶ちゃーん」トテトテ


戦士「たまには、こういうのも悪くないだろう。俺も遊ぶか」

419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 13:45:37.93 ID:G+KWGBkeO
ほのぼのしてるのに切ない……

422 :1:2009/05/17(日) 13:49:58.98 ID:XniUpB330
女勇者「僧侶ちゃん、どう?楽しい?」

僧侶「……うぅぅ……どうして2のダブルアップでAが出るんですかぁ…ひどい…」

女勇者「ねぇ、僧侶ちゃんはなにしてるの?」

僧侶「ふぇ?!あ、ああ、勇者さま。いらっしゃったんですね」

女勇者「うん!今日は遊ぶんだって!これはなに?」

僧侶「これはポーカーと言って、配られたカードで役を作るんですよ。勇者さまもやりますか?」

女勇者「うん!教えておしえて!」

僧侶「ふふ、わかりました。ベットはどうします?」

女勇者「これ!」

僧侶「あ、500G。まだメダル買ってないんですね。じゃあ私のメダル10枚あげますから、これで勝負です」

女勇者「うん!」

424 :1:2009/05/17(日) 13:54:47.01 ID:XniUpB330
さっさっさっさっさ

女勇者「わぁ。見てみて、僧侶ちゃん。ぜんぶ一緒!」

僧侶「本当。フラッシュですね。ふふ、さすがに運がいいですぅ。ダブルアップしますか?」

女勇者「だぶる?何?」

僧侶「次のカードが、配られたカードより強いか弱いかを予想するんですよ」

女勇者「へぇ…。当てたらどうなるの?」

僧侶「もらえるメダルが倍に倍になっていくんです」

女勇者「すっごいね!やるやる!」

僧侶「はい。じゃあ、ダブルアップお願いします」ニコ

さっ

女勇者「J。見て、Jだって」

僧侶「Jは11っていう意味ですよ。ちなみにQは12、Kは13です」

428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 13:58:44.14 ID:XniUpB330
僧侶「次のカードはどう思いますか?」

女勇者「Kだと思う!」

僧侶「へ?そうじゃなくって、上か下か…」

さっ

女勇者「ほら、Kだよ!」

僧侶「わぁ…お見事ですぅ…。もう一回?」

女勇者「やるやる!次はKより上か下かってことだよね?」

僧侶「はい」ニコ

女勇者「上!」

僧侶「…え」

さっ

僧侶「…ジョーカー…すごい」

433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:02:40.52 ID:XniUpB330




女勇者「見てみて、こんなにいっぱい!!何枚だろうこれ?」

僧侶「1600枚…ですね」

女勇者「ねぇ、すごい?これすごい?」

僧侶「ふぇぇ……すごすぎですぅ…!!」

女勇者「はい、あげる!」

僧侶「え?えぇぇ!?」

女勇者「これ、僧侶ちゃんのだもんね。私も自分のメダル買ってくるー」

トテトテ

僧侶「あ、あはは…」

436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:04:44.50 ID:+vwkOyoR0
10のダブルアップで1600になるか????

438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:05:50.21 ID:rE2qMD5c0
>>436
連続でやったわけじゃなくて、途中で止めたり、失敗したり、経過で色々あったと考えよう

443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:13:39.05 ID:XniUpB330
女勇者「すいませーん。これでメダルくださいなー」

バニーガール「あら。こんなところに来たらダメでしょうお嬢ちゃん」

女勇者「えー。いいもん。戦士くんたちと遊びにきたんだよ?」

バニーガール「保護者の方と一緒なのね。はい、交換しましょう」

女勇者「これでおねがいしまーす」

バニーガール「500Gで、25枚ね。はいどうぞ」

女勇者「ありがとー!えへへ、今日は遊ぶんだよ!」

バニーガール「ふふ、いいわね。がんばって」

女勇者「うん!さっきも当てたから頑張る!」

バニーガール「お嬢ちゃんに、運命の女神様が微笑みますように」ちゅっ

女勇者「なぁにそれ?投げキス?」

バニーガール「おまじないよ。ここではね、運命の女神様に嫌われちゃうと大変なの」

女勇者「ふぅん。ありがとー!」

トテトテ

444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:17:59.45 ID:XniUpB330
トテトテ

戦士「……」

女勇者「戦士くん、どうしたの?」

戦士「俺は…自分の未熟さを猛烈に反省していたところだ」

女勇者「…どうしたの?そんな顔しないで?」

戦士「勝負事は何においても、引き際が大切だということを…なぜ失念したんだ…!」

戦士「これしきの勝負に勝てなくて、何が戦士か…!」

女勇者「そんなに落ち込まなくても大丈夫だよぉ。遊びなんでしょ?」

戦士「む?そうなのだが…」

446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:20:53.63 ID:5W5tOasrO
八歳に慰められる戦士wwwww

447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:21:04.89 ID:+Uc5LLfsP
戦士ざまぁねーなww

449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:26:05.32 ID:XniUpB330
女勇者「戦士くん、戦士くん」

戦士「うむ?」

女勇者「戦士くんに、運命の女神さまが微笑みますように」ちゅっ

戦士「……」

女勇者「おまじないなんだってー。知ってる?」

戦士「…勇者殿、恩に着る。もう一度立ち上がろう」

女勇者「えへへ、がんばって!」

すたすたすた

戦士「すまないが、もう1勝負。レートはさっきの倍だ」

女勇者「おー!頑張って戦士くん!」

451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:32:48.37 ID:XniUpB330
女勇者「んん…いっぱいあって迷うなぁ。どれが楽しいんだろう」きょろきょろ

トテトテ

女勇者「あれ?なんだろうあの人だかり」

トテトテ

ざわざわ
がやがや

魔法使い「…スロットも面白いですね」

ガチャン!
ぐるるるるるる
ばしっ!ばしっ!ばしっ!

ギャラリー「おおおお!」

魔法使い「また揃いました…。これで元手の100倍はいったでしょうか」

じゃらじゃらじゃらじゃらじゃら

魔法使い「すみません。メダルの入れ物をもうひとつ持ってきていただけますか?」

女勇者「うわぁ…すごいなぁ、魔法使いちゃん。戦士くんに見せてあげたい」

454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:37:25.09 ID:XniUpB330




女勇者「あー、遊んだねぇ。面白かったぁー…」

戦士「うむ。俺も良い息抜きになった」

僧侶「えー?戦士さん、すっからかんだったじゃないですかぁ」

戦士「……かたじけない」

魔法使い「勇者様はすごかったですね。運がいいのでしょうか」

僧侶「ううん。たぶん、そうじゃないと思います」

戦士「?」

僧侶「勇者様は、純粋にゲームを楽しんでましたから。私達みたいに、欲がないんですよ」

僧侶「ね。戦士さん?」ニコ

戦士「…う、うむ」

455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:41:58.51 ID:XniUpB330
女勇者「見て、これ。景品でもらったの!」

戦士「これは…?」

女勇者「えっとねぇ、戦士くん用の剣でしょ?僧侶ちゃん用の盾、魔法使いちゃん用の帽子!」

僧侶「わぁ…これ、私達にくれるんですかぁ?」

魔法使い「…!」

戦士「この剣は…たしか20000枚で交換のものでは?」

女勇者「うん!戦士くんしか使えないから、あげる!」

戦士「勇者殿、自分用のものはなにかもらったのか?」

女勇者「え?あ…。えへへ、忘れちゃった」

457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:45:58.89 ID:6DuWEfwm0
これは…(´;ω;`)

465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 14:59:09.28 ID:XniUpB330
女勇者「でもいいの。私、持っててもほとんど使えないから」

魔法使い「…」

女勇者「本当は、武器も好きじゃないしね。…えへへ、勇者がこんな事言っちゃ怒られちゃうかなぁ」

戦士「…すまない。ありがたく使わせてもらう。勇者殿」

女勇者「うんっ!」

戦士「さぁ、帰ろう。明日からは切り替えてまた頑張らねばな」

女勇者「そうだね!ね、戦士くん」

戦士「うむ?」

女勇者「今日は遊びにつれてきてくれてありがと!楽しかったぁ」ニコニコ

戦士「ああ。また、いつか遊びに来よう」

466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:00:17.85 ID:XniUpB330
女勇者「えへへ、いつも遊んでばっかりじゃダメだけどねぇ」

僧侶「そうですね。じゃあ、こうしましょう。次は、世界が平和になってから」

女勇者「平和になってから?」

僧侶「はい。そしたら皆で、今度はゆっくり遊びましょうよ。ね?」

女勇者「そうだね!楽しみだなぁ。戦士くんも、そのときは勝てたらいいね!」

戦士「…うむ。次こそはかならず」

467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:05:01.74 ID:XniUpB330
【物語終盤】

戦士「ぬりゃあああ!!!」

ばしゅっ!!

魔物を倒した。▼

女勇者「…」




僧侶「ふわぁ…。戦士さん、見る見る強くなっていきますねぇ」

魔法使い「ええ。毎日、夜遅くまで一人で稽古なさってますからね」

僧侶「すごいときは朝方まで…。尊敬しますぅ…」

戦士「大丈夫か、勇者殿?」

女勇者「うん、平気。戦士くんが強いから、私、ぜんぜん役にたてないね」

戦士「それで良い。勇者殿が戦わなくて済むのなら、それに越したことはない」

女勇者「うん…。ごめんね、勇者なのに」

471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:16:56.08 ID:XniUpB330
戦士「良いんだ。さぁ、先を急ごう」

女勇者「うんっ!」

トテトテ

トテトテ

僧侶「あ…もしかして、次の目的地ってあれですか?」

魔法使い「そのようですね。世界一高い塔…」

僧侶「すごいですね。頂上がほとんど見えないです…」

戦士「ここに、最強の剣が眠っているのだな」

女勇者「みたいだね!みんな、頑張って手に入れなきゃね!」

戦士「うむ。ここの魔物は手ごわそうだ。みな、心してかかろう」

僧侶「はい!」

女勇者「はぁい!」

475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:18:23.10 ID:47ZPh1QsO
塔きた…
確か…あの武器が…

478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:26:14.40 ID:XniUpB330
【塔】

戦士「僧侶、最後列で勇者殿のアシストをしてやってくれるか?」

僧侶「はい!」

戦士「魔法使いは俺と前線で戦ってもらうことになる。かまわんか?」

魔法使い「ええ、もちろんです。ここまで来て迷いはありません」

戦士「うむ。俺とて、命など惜しくはない。では行こう!」

女勇者「あ…戦士くん」

戦士「うむ?どうした勇者殿?」

女勇者「あのね?怒らないでね?」

戦士「なんだ?言ってみなさい」

479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:28:25.62 ID:XniUpB330
女勇者「私が弱いせいだけど…でもね?私を守るために死なないで?」

戦士「!」

女勇者「命は惜しくないとか、言わないで?わたし、みんな大好きだから…」

女勇者「誰も死なないで、平和にしたいなぁ…」

女勇者「…一番弱い私が、こんなこと言ってごめんね?怒らないでね?」

戦士「いや。勇者殿の言うとおりだ」

魔法使い「…そうですね」

戦士「俺達は自分の身は自分で守れる。そして、勇者殿も守れる」

魔法使い「ええ。私達も、ここまで頑張ってきたんですから。強くなったんですよ」

戦士「だから、勇者殿はそんなことは気にしなくて良いんだ。自分の心配を一番にしなさい」

女勇者「うんっ!」

481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:31:52.10 ID:XniUpB330
【2階】

戦士「さすがに…手ごわい敵が多いな。みんな無事か!?」

僧侶「はいっ!大丈夫です!」

女勇者「…うん!大丈夫…!」

魔物の攻撃!
魔物は鋭いつめを振りかざし女勇者に襲い掛かった!▼

戦士「あぶない!!!」

ガシィッ!!

戦士に51のダメージ!▼

女勇者「う…うっ…!」

戦士「ぬああああ!!!!」

戦士の攻撃!

ズバァ!!!

魔物を倒した。▼

484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:36:08.53 ID:XniUpB330
女勇者「はっ…はっ…!」ドキドキ

戦士「危なかったな。もう少しでまともに食らうところだった」

女勇者「はっ…!はっ…!」

魔法使い「大丈夫ですからね、勇者様。落ち着いて、落ちついて…」なでなで

女勇者「はぁ…!はぁ…!」

魔法使い「よしよし。もう大丈夫。こわくない、こわくない…」なでなで

女勇者「んぐっ…はぁ……はぁ……」

僧侶「戦士さん、今の攻撃で、腕から血が…回復魔法(最大)」

ぱぁぁぁ

戦士「…すまない。俺もまだまだ未熟だ…」

487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:42:40.23 ID:XniUpB330
【15階】

女勇者「ふぅ…ふぅ…今、何階くらいだろう…?」

戦士「たしか15階だな。勇者殿、大丈夫か?」

女勇者「ひぃ…ひぃ…だ、だいじょうぶ…!」トテトテ

戦士「辛くなったら言うのだぞ?」

女勇者「だいじょうぶ。戦闘じゃ役にたてないから…せめて、自分であるかないと…」

戦士「…」

女勇者「んしょ…よいしょ…っ」トテトテ

女勇者「あっ!?」

ドテッ

僧侶「勇者さま…!だいじょうぶ?回復魔法(小)…」ぱぁ

女勇者「…えへへ、ごめんね僧侶ちゃん。みんな、ごめんね…」

魔法使い「戦士さん。ここで休憩をとりませんか?私達も回復しましょう」

戦士「うむ。そうだな…まだまだ先は長そうだ。ここで休憩にしよう」

488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:45:58.00 ID:XniUpB330
女勇者「……ねぇ、僧侶ちゃん」

僧侶「はい?なんですか?」

女勇者「回復魔法の詠唱、もう一回おしえて…?」

僧侶「え?もう一回ですか?前はどうしても出来なかったのに…」

女勇者「私だって、みんなと比べたらぜんぜんだけど、ちょっとはレベルも上がってるから…」

女勇者「だから、今ならできるかなって思って…。だめ?」

僧侶「…勇者さま、そんなに無理なさらなくてもいいんですよ?」

僧侶「魔法の詠唱は、精神力を消耗しますから…」

女勇者「でも…私がよわいせいで、皆にずっと迷惑かけてるんだよ…?」

女勇者「自分の回復くらい、自分で出来るようになりたいよぅ…」

491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:49:20.14 ID:XniUpB330
僧侶「わかりました。しんどくなったら、すぐにやめてくださいね?」

女勇者「うんっ!ありがとう!」ニコ

僧侶「いいですか?ブツブツブツブツ…」

女勇者「ブツブツブツブツ…」

僧侶「そして、回復したい箇所か方向に手をかざして」すっ

女勇者「こう?これでいい?」すっ

僧侶「はい。それから、回復魔法(小)」

ぱぁぁぁ

女勇者「回復魔法(小)!!」

ぱぁ…


戦士「おお!」

女勇者「できた?ねぇ、僧侶ちゃん!今できたよね?」

493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:52:25.88 ID:5W5tOasrO
なんでだろ…いちいち泣けてくる

495 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:53:37.59 ID:XniUpB330
僧侶「はい!できましたよ、いま!すごいじゃないですか!」

女勇者「えへへ、やったぁ。私も魔法使えるよ、魔法使いちゃん!」

魔法使い「ええ、見てましたよ」ニコ

女勇者「これで私も回復できるよね?戦士くん、怪我してない?」

戦士「今のところは…いや、そういえばさっき手を切ってしまったな」

女勇者「本当?私が治してあげる!」

戦士「そうか。かたじけない」

女勇者「あれ?戦士くん、自分の剣手のひらで触ったでしょー?」

戦士「うん?そうだったかな」

女勇者「えへへ、おっちょこちょいだね!いくよ?回復魔法(小)!」ぱぁ…


戦士の傷が回復した。▼

498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 15:58:28.45 ID:XniUpB330
女勇者「嬉しいなぁ。僧侶ちゃんも魔法使いちゃんも、怪我したら私に言ってね?」

僧侶「ふふ…ありがとうございます。よろしくお願いしますねぇ」

魔法使い「私も怪我しやすいので、お願いします」ニコ

女勇者「えへへ…回復魔法(小)!」し…ん

女勇者「あれ?」

女勇者「回復魔法(小)~!」

MPが足りない。▼

僧侶「もう、勇者さまったら。はしゃいでそんなに使うから…」

女勇者「えー?もう出来ないの?もっと治してあげたいのに…」

戦士「よし。そろそろ回復も済んだだろう。あまりゆっくりもしていられない」

魔法使い「そうですね。出発しましょう」

女勇者「うんっ!」

503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:08:39.67 ID:XniUpB330




【塔・最上階】

戦士「……ふぅ…ふぅ…」

魔法使い「やっと……最上階……」

僧侶「……もう、MPも体力も…ありません……」

女勇者「………」ふら…ふら…

戦士「…勇者殿、大丈夫か…?」

女勇者「うん……うん」ふら…ふら…

戦士「もうすぐ目的の剣があるはずだ。それまで頑張れるか…?」

女勇者「だいじょうぶ…あるけるよ…」ふら…ふら…

504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:18:10.55 ID:XniUpB330
すたすた

ふら…ふら…

戦士「!あれが…あの台座に刺さっているのが」

僧侶「最強の剣…でしょうか…?」

魔法使い「綺麗……」

女勇者「……わぁ……」

僧侶「やっと、ここまで来ましたねぇ…」

戦士「うむ。かなり厳しい戦いだった。さぁ、勇者殿」

女勇者「…ふぇ?」

戦士「早くあの剣を手に入れよう」

女勇者「え……わたし?」

505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:20:26.22 ID:48wNFqnu0
あの剣か・・・・

506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:23:43.42 ID:XniUpB330
戦士「うむ。もちろんだ」

僧侶「私達は、ここまで勇者さまについて来たんですから」

魔法使い「どうぞ、勇者さま」

女勇者「でも…わたしじゃ、使えないから…戦士くんが取って?」

戦士「…勇者殿が頑張ったから、俺達はここまで来れた」

戦士「たまには、自分に褒美をあげてやってくれないか」

女勇者「…うん。じゃあ、私が取るけど…。戦士くんにあげるね?」

戦士「もし使えないようならそうしよう。だがな、勇者殿も強くなっている」

女勇者「そうかなぁ…?」

戦士「ああ。さっきも、初めて魔法が使えたではないか」

女勇者「……そっか。そうだねぇ。じゃあ、取ってくる」

ふら…ふら…ふら…

女勇者「ホントに…綺麗な剣だなぁ…。なんか、見てると悲しくなる…」

すっ


シャキン!

507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:28:26.00 ID:XniUpB330
女勇者「!」

戦士「おお…。抜けば、より一層美しい…」

女勇者「うわぁ…軽い」

びゅっ

僧侶「え?あんなに大きい剣が、軽い…?」

女勇者「うん。なんだか、羽根を持ってるみたい。すごく軽いよ…?」
びゅんっ!

魔法使い「これが、最強の剣…。すごいですね」

戦士「ああ。だが…」

魔法使い「…?」

戦士「なんだ…?あの剣を見ていると、なぜか悲しくなるような…」



女勇者「わぁ。見てみて、戦士くん。わたしにも剣が振れてるよっ」

びゅんっ!

びゅんっ!

510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:32:11.22 ID:XniUpB330
女勇者「でも…わたし、こんな剣持ってていいのかな…?弱いのに…」

戦士「もちろんだ。勇者殿も、ここまでともに戦ってきたではないか」

女勇者「…ねぇ、戦士くん?」

戦士「む?」

女勇者「やっぱり、この剣は戦士くんが使ったほうがいいよね?」

戦士「いや。俺には、勇者殿からいただいたこの剣がある」

女勇者「でも、きっとこの剣の方が強いよ…?」

戦士「良いんだ。勇者殿にはこの剣は触れないし、俺もこの剣に愛着があるからな」

戦士「その最強の剣は、勇者殿が使ってくれ」

512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:36:15.22 ID:XniUpB330
女勇者「…わかった。でも、最強の剣も、私が使ったら最強じゃなくなっちゃうね」

戦士「…」

女勇者「そうだ!」

戦士「む?」

女勇者「この剣、戦士くんが私に使わせてくれたから…戦士の剣にしよう」

戦士「戦士の剣…?名前をか?」

女勇者「うん。かっこいいでしょ?」

戦士「うーむ…。そうか…?」

僧侶「ふふ、いいじゃないですか、戦士の剣。勇者様がそうしたいなら」

戦士「うむ。そうだな」

女勇者「えへへ…よろしくね、戦士の剣!」


女勇者は戦士の剣を装備した。
女勇者  戦士の剣 E
攻撃力  14 → 109

514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:38:35.46 ID:vTkJnHhD0
ぎゃあああああああああああああああまさかこれが…

517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:43:16.31 ID:XniUpB330
【最後の町】

トテトテ

女勇者「ここが、魔王の城までの最後の町だねぇ」

僧侶「そうなりますね。しっかり準備を整えましょうね、勇者様」

魔法使い「戦士さん。今日には出発しないんですよね?」

戦士「うむ。今日は一日休養をとって、明日万全の態勢で挑もう」

女勇者「きょうはお休み?」

戦士「ああ。とりあえず今日はこの町をゆっくり散策しよう」

女勇者「うん!」

518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 16:47:38.87 ID:XniUpB330
魔法使い「では、私と僧侶は宿を取ってきますね」

僧侶「戦士さんと勇者さまは、お食事が出来そうなところを探しておいてくれますか?」

女勇者「はぁい」

戦士「了解した。行こう、勇者どの」

女勇者「うんっ!」

トテトテ

トテトテ

女勇者「わぁ…いろんなお店があるねぇ」

戦士「そうだな。最後も近い分、強力な武器や防具も揃っているのだろう」

女勇者「へぇ…でも、私はこの剣があるから武器はあらないね!」

戦士「うむ。俺もこの剣があるから、新しいものは必要ないな」

5 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/17(日) 23:39:50.36 ID:XniUpB330
トテトテ

女勇者「ねぇ、晩御飯はどこで食べるの?」

戦士「うむ。勇者殿は何が食べたい?」

女勇者「んっと…なんでも良いけどねぇ」

戦士「明日になれば魔王の城に出発だ。今のうちに好きなものを食べておこう」

女勇者「うん!じゃあね、私…カレー食べたいなぁ」

戦士「よし。カレーならばさっき見た店にあったな。そろそろ戻るか」

女勇者「戻る?宿に?」

戦士「うむ。僧侶達も宿を取って待ってくれているはずだ」

女勇者「うんっ!」

9 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/17(日) 23:42:28.54 ID:XniUpB330
【宿】

女勇者「ただいまっ!」

僧侶「おかえりなさい。ご飯食べるお店は決まりましたか?」

女勇者「うん!さっき見たお店で、カレーが美味しそうなの」

僧侶「ふふ、勇者様はカレー大好きですもんね」ニコ

女勇者「えへへ…僧侶ちゃんも好きでしょ?」

僧侶「はい。もちろん大好きですよ」

戦士「あまり遅くなってもいけない。そろそろ行こうか」

僧侶「はぁい」

魔法使い「そうですね。行きましょう」

12 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/17(日) 23:46:11.21 ID:XniUpB330
【店】

女勇者「いただきまぁす!」はむっ

僧侶「ふふ、勇者様。そんなにあわてなくても大丈夫ですよ」

女勇者「わぁ。このカレー、ふっごくおいひいよ!」もきゅもきゅ

魔法使い「勇者様。お口にものを入れて喋ってはいけませんよ?」

女勇者「ごめんなさぁい…。でも、魔法使いちゃんも食べてみて?」

魔法使い「ええ。いただきます」 すっ ぱくっ

魔法使い「…本当。すごく美味しいですね」

女勇者「ね?美味しいでしょ?」



僧侶「戦士さん、少しお話があるんですが…よろしいですか?」

戦士「む?どうした僧侶」

15 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/17(日) 23:48:54.16 ID:XniUpB330
僧侶「さっき、この町の方に聞いたんですが…」

戦士「…あまりいい知らせではなさそうだな」

僧侶「ううん。そういうわけじゃないんです…」

戦士「?」

僧侶「魔王との戦いについてなんですけど…」

戦士「なにか問題でもあるのか?」

僧侶「勇者様のことなんです。戦士さん、こんな話を聞いたことありませんか?」

戦士「…なんだ」

僧侶「勇者様にしか使えない、魔法のことです」

20 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/17(日) 23:53:45.42 ID:XniUpB330
戦士「いや、聞いたことがない…。詳しく聞かせてくれ」

僧侶「そのぅ…なんでも、魔王を倒すには、勇者様のその魔法が必要なんだとか…」

戦士「…それは、たしかな情報なのか」

僧侶「わかりません。ただ、ここの町の広場で聞いたお話なんです。詩人さんみたいでしたけど…」

戦士「…しかし、勇者殿はあの状態だ。今日になってやっと回復魔法が使えるようになったような…」

僧侶「それなんですけど…」

戦士「うむ?」

僧侶「私、思うんです…。もしかしたら、勇者さまがここに来て魔法を使えるようになったのは、偶然じゃないのかも…」

戦士「…その魔法を覚えて、そして使えるようになるために…ということか」

僧侶「そうです。私の思い過ごしだといいんですけど…」

23 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/17(日) 23:57:50.20 ID:XniUpB330
戦士「…しかし、勇者殿はまだその魔法を使えるわけではないのだろう?」

僧侶「はい。でも、聞いた話では…この町には祠があって…」

僧侶「そこで、その魔法と関係のある何かがあるって…聞いたんですぅ…」

戦士「……」

僧侶「戦士さんは、どう思いますか?」

戦士「…俺は魔法のことはさっぱりわからない。だが、僧侶が塔で言っていたような…」

僧侶「精神力を消耗する…ですね。はい、もちろん…」

僧侶「それが強力な魔法であればあるほど、身体の負担は大きくなります」

戦士「その魔法は、魔王を倒すためには必ず必要なのか」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 00:02:27.48 ID:Se5xjmHY0
僧侶「必ずという訳ではありません。話では、魔王の力を抑えるとしか言っていませんでしたし…」

戦士「…そうか」

僧侶「…どうしたらいいですか?勇者さまにお話します?」

戦士「いや。やめておこう」

僧侶「ふぇ?」

戦士「俺達も十分に強くなったはずだ。勇者殿に負担をかけずとも、必ず勝てる」

僧侶「…!そうですよね!」

戦士「旅立つときに、俺達は約束しただろう。必ず勇者様をお守りすると」

僧侶「はいっ。魔法使いちゃんも、戦士さんと同じことを言ってました」

戦士「そうか…。魔法使いも、言わないでおこうと?」

僧侶「はい。みんな、やっぱり考えることは同じなんですね」

戦士「当然だ。ここまで苦楽をともにしてきた仲間なのだからな」

35 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/18(月) 00:07:03.40 ID:Se5xjmHY0
女勇者「ねー、二人ともなんのお話してるの?」

戦士「うん?明日、頑張ろうという話をしていたんだ」

僧侶「はいっ。明日、必ず魔王を倒しましょうね!」

女勇者「うんっ!頑張る!私も、一生懸命てつだうからね!」

戦士「…無理だけは、絶対にしてくれるな。いいな?」

女勇者「むぅ…私だって強くなったんだよ?ほら、戦士くんの剣だってあるんだから」

戦士「ああ、そうだったな。…明日は、必ず皆で勝とう」

女勇者「そうだね!誰も欠けないで、平和を取り戻そうね!」

戦士「うむ。そのためにも、今日はしっかり食べて早く寝るんだぞ?」

女勇者「はぁい!」ニコ

39 : ◆r3yksmPHg2 :2009/05/18(月) 00:11:04.99 ID:Se5xjmHY0




女勇者「ふぃぃ…もうお腹いっぱい…」ぽふぽふ

僧侶「私もですぅ…えへへ、ちょっと食べすぎちゃったかな」

魔法使い「ふふ、決戦前はそれくらいでちょうどいいですよ」

戦士「よし…そろそろ宿に戻ろうか」

女勇者「うんっ!」

戦士「すまん、会計を頼む」

店員「かしこまりました。4名さま、420Gになります」

女勇者「ごちそーさまー!」

店員「はい、ありがとうございました。ご健闘をお祈りしております」ニコ

女勇者「うんっ!ありがと!頑張ってくるね!」ぶんぶん

ガチャ

バタン

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:34:20.43 ID:RQ0m0laK0
>>39
420Gのうちの20Gは消費税なのだろうか。

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:36:09.64 ID:EfMUwR/lO
>>104
ワラタwwwwwwwww

570 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/17(日) 19:23:56.65 ID:xUyAH9LDO
今までをまとめると…

1週目→8歳 仲間:戦士・魔法使い・僧侶
2週目→?
3週目→でっかい傷ができる
4週目→1人旅
5週目→?
6週目→鬱end・種強化 仲間:戦・魔・僧
7週目→?
8週目→仲間:全員戦士
9週目→1人旅
10週目→good end 仲間:戦・魔・僧
何週目か→魔物と共存・共生を目指す

ってな感じだな
間違ってたらスマン
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